JTB情報流出

また「標的型メール」 巧妙偽装、防げず

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記者会見を終え、頭を下げるJTBの高橋広行社長(中央)ら=国土交通省で2016年6月14日午後6時17分、小出洋平撮影
記者会見を終え、頭を下げるJTBの高橋広行社長(中央)ら=国土交通省で2016年6月14日午後6時17分、小出洋平撮影

 旅行業界最大手で約793万人分の情報が流出した恐れが発覚した。流出の可能性がある情報には個人のパスポート番号なども含まれており、客からは不安の声が漏れる。「標的型メール攻撃」と呼ばれる今回の手口は、これまで多くの企業や団体が被害に遭っているが、解決に至らないケースも多く、事件の捜査は難航する可能性がある。

 「お客様や関係者にご迷惑、ご心配をおかけし、おわびします」

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