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求められる梨とは

研究室だより第13部/3 「ジョイント仕立て」導入 ライン作り、作業簡便化 /鳥取

ジョイント仕立てで栽培されている梨の木=鳥取県北栄町で、李英浩撮影

 品質の高い梨を求める市場に応えようと、新品種の開発に力を入れている県園芸試験場(北栄町由良宿)では、味や出荷時期など、さまざまな特徴を持った品種を生み出してきた。一方、梨の生産現場では高齢化が進み、新規就農者を増やすのが課題だ。安定した流通のためには簡単な栽培方法の研究や普及も欠かせない。

 園芸試験場が2014年に導入したのが、神奈川県が開発した「ジョイント仕立て」と呼ばれる技術。梨の苗木を一定の間隔で一直線に並べて植える。植え付けから1年近くたった幹から伸びる主枝を、同じ方向、高さにそろえて曲げて接ぎ木し、隣の木とつなげていく栽培方法だ。

 ジョイント仕立ての最大の利点は、複雑な作業のほとんどを簡略化できることだ。梨の栽培は通常、人の手が届く一定の高さで、幹から放射状に伸ばした枝を管理している。人工授粉や摘果、収穫など一つ一つの作業で、木ごとにバラバラの方向に伸びた枝と向き合うことになり時間がかかる。ジョイント仕立てなら、主枝から左右に伸ばす枝が見やすく、作業の動線がまとまり、負担を軽減できる。また樹勢が一定に保たれるため、どこで枝…

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