イチロー最多安打

記録塗り替え、同じ職人のバットで

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
イチロー選手のサインボールを前に喜びを語る久保田五十一さん=滋賀県甲賀市で、村瀬優子撮影
イチロー選手のサインボールを前に喜びを語る久保田五十一さん=滋賀県甲賀市で、村瀬優子撮影

 イチロー選手(42)は1種類のバットを使い続けてきた。生みの親は、「現代の名工」に選ばれた久保田五十一(いそかず)さん(73)。スポーツ用品メーカー「ミズノ」のグループ会社「ミズノテクニクス」(岐阜県養老町)を2年前に退社するまで、イチロー選手のバットを20年以上作ってきた。実は全米記録4256安打達成者のピート・ローズ氏が使っていたのも久保田さんのバットだ。「記録が塗り替えられるのは素晴らしい」と声を弾ませた。

 イチロー選手はかつて篠塚和典さん(元巨人)と同じモデルを使っていた。久保田さんがバットを任されたのは1992年秋。工場を訪れたイチロー選手から「ヘッドをもう少し軽くできますか」と求められ、先を少し細くした。形状はその時から変わらない。

この記事は有料記事です。

残り603文字(全文930文字)

あわせて読みたい

注目の特集