民泊

合法化に期待と警戒

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自宅でホームステイ型民泊を営業する嘉手納さん(右)と談笑する長期滞在客のクローエさん=東京都昭島市で2016年6月15日、黒田阿紗子撮影
自宅でホームステイ型民泊を営業する嘉手納さん(右)と談笑する長期滞在客のクローエさん=東京都昭島市で2016年6月15日、黒田阿紗子撮影

住宅街で普及後押し/トラブル対策が急務

 これまで「解禁」と言われながら違法営業が横行していた民泊が、新法により一気に合法化される見通しになった。自宅に観光客らを泊めている家主や仲介事業者から歓迎の声が上がる一方、自治体には活性化とトラブル防止のはざまで期待と警戒が交錯している。【黒田阿紗子、熊谷豪】

 東京都昭島市の不動産賃貸業、嘉手納(かてな)知幸さん(39)の自宅リビングは夕方になると、長期滞在中の留学生や外国人旅行者が料理を手伝ったり、嘉手納さんの長男(6)や次男(3)と遊んだりして、いろいろな国の言葉が飛び交う。スイス人の大学生、ウェルメリンゲル・クローエさん(22)は一家と京都旅行に行き、近所の寺で座禅も体験。「日本語や文化をよく知ることができた。『日本の家族』もできてうれしい」と笑顔を見せる。

 嘉手納さんは3年前から仲介サイトを通し、自宅の4部屋を貸している。子どもに英語を覚えさせたいと思ったのがきっかけだ。料金は1泊2980円、月7万円。これまで35カ国から16〜74歳の計約40人が宿泊し、多くは今も連絡を取り合う仲という。

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