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命見つめ続ける95歳 死と生は一つのもんや 東大寺・狹川宗玄長老=学芸部・花澤茂人

朝の法要を終え、シカたちに見守られながら自坊に戻る狹川宗玄長老=奈良市の東大寺で、花澤茂人撮影

 大仏様のおわす奈良、東大寺。その歴史を1世紀近くその目で見つめ続けている僧侶がいる。狹川宗玄(さがわそうげん)長老(95)。1987年から3年間、第211世別当(住職)を務め、以後25年以上、別当経験者を意味する「長老」として寺で重きをなしてきた。そんな長老が今年、さまざまな節目を迎えている。2月に妻を亡くし、5月には長男普文(ふもん)さん(65)が新しい別当に。自らは来月、父が亡くなった年齢に追いつく。仏教者として今、「生きること」そして「死ぬこと」について何を思うのか。

 5月30日、伝統仏教の各宗派や奈良県政財界トップら約900人が集った大仏殿で、狹川長老は静かに目を閉じ読経を響かせていた。この日は普文さんの第222世別当就任を披露する晋山(しんざん)式。法要で「次世代を担う幼き子の命を護(まも)り、自然環境の浄化を図る」と決意を述べる新たなリーダーを見守った。

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