メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

書の世界

「NANKOKU 比田井南谷展」 根源的な問いに直面

 「NANKOKU 比田井南谷展」(7月2日まで、東京・京橋の加島美術)は、「書って何?」という根源的な問いに、いや応なく向かい合う事態となるのではないか。

 比田井南谷さんは1912(明治45)年、神奈川県・鎌倉生まれ。父は天来、母が小琴。22(大正11)年〜39(昭和14)年、父に書を学ぶ。39年、天来の死により「書学院」を継承し、書の資料や図書の管理に携わることに。45年、古文を基礎に抽象的な書表現の実験を始め、試作を「心線作品」と名づける。48年から毎日書道展審査員。64〜65年、プリンストン大(米国)、オックスフォード大(英国)などで講演。99年、87歳で死去。

 「作品」(63〜67年)<右>▽「作品」(63年)▽「68−3」(68年)<中>=など、線の中に細かな線が走る作品は、古墨をブレンドしでき上がった。色のグラデーションに加え、気泡や血管みたいな形状の白に魅せられる。書作のための用具用材について、さまざまな工夫をした時期があったようだ。

この記事は有料記事です。

残り739文字(全文1170文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. フィギュア界のサラブレッド躍動 新王者・鍵山 羽生以来の17歳 NHK杯

  2. 「菅語」を考える 論理的でない受け答え「首相の器ではない」 上西充子法政大教授

  3. 乱交パーティー数十回主催 福岡県警職員を懲戒免職、売春防止法違反で起訴

  4. 航空石川建材廃棄訴訟 学園側「請求棄却を」 業者に反論 地裁 /石川

  5. 「NEWS」メンバーがコロナ感染 加藤シゲアキさんと小山慶一郎さん

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです