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科学の森

ファイトプラズマ防除に期待 世界で農作物被害、東大チームが感染検査キット開発

 「ファイトプラズマ」という植物病原性細菌が世界中で農作物などを枯らし、甚大な被害を与えている。東京大の研究チームは、植物が感染しているかどうか簡単に見分けられるキットを世界で初めて開発。防除が効率化でき、食糧難防止などの効果が期待される。【藤野基文】

 東南アジアではイネ、キャッサバ(イモ)、サツマイモ、サトウキビ、赤道に近いガーナやパプアニューギニアではココヤシ、欧州ではブドウやリンゴ、トマト−−。ファイトプラズマにより壊滅的な被害が出ている作物だ。日本でも過去、クワに奇形が生じて養蚕業が大打撃を受けたり、サツマイモやイネが大減収を被ったりしたこともある。現在もアジサイで雄しべと雌しべができず、花びらのように見える「がく」という部分が色づかない「葉化病」が園芸業に影響を与えている。

 ファイトプラズマの大きさは約0・0001ミリ。セミの仲間「ヨコバイ」が葉に口を刺して養分を吸い取る…

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