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ひと

オサーマ・モハンメドさん=シリア人映画監督

シリアへの思いを語るモハンメド監督=パリで6日、賀有勇撮影

 地中海に面する港町、現在はアサド政権が実効支配するシリア北西部ラタキアで生まれた。11人家族で、テレビもない質素な暮らしだったが、ためた小遣いで映画館に行くのが至福だった。10歳で初めて見た映画「スパルタカス」では、壮大な映像に圧倒され、権力に抗して立ち上がる奴隷の姿に涙した。

 高校卒業後、モスクワに渡り全ロシア国立映画大学で映画製作を学んだ。気骨のある映画人として1988年に製作した初の長編映画では独裁体制を批判し、シリア国内で上映を禁じられた。

 「漂い始めた自由を味わう喜びとそれを覆い尽くそうとする苦しみが混在していた」。2011年3月、シリアで民主化要求デモが始まると、カメラを手に、自由を求め行進する市民を追った。各地で市民が弾圧され始め、内戦下の市民を捉えた映画をつくることを決意した。突き動かしたのは、抑圧された市民の声を世界に届けなければならないという監督としての「使命感」だった。

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