精神疾患の母親

「子育て不安」連絡を 医療機関に要請

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 千葉県柏市で昨年2月、うつ病と診断された母親が育児に悩み4歳と1歳の娘を絞殺した事件を受け、柏市は乳幼児を持つ母親らに精神疾患があり、育児の負担を訴えている場合、市に情報提供するよう医療機関に求める方針を固めた。医療機関の協力を得られやすくし、子供の虐待を未然に防ぐのが狙い。近く市医師会を通して産科、小児科、精神科の医療機関に要請する。【橋本利昭】

 従来、医療機関からの通報は、入院治療が必要なほど親の精神状態が悪化しているほか、子供への虐待が疑われる緊急性の高いケースなどに限られていた。通報の判断は個々の医療機関に委ねられているため、守秘義務や個人情報保護との兼ね合いで「全国的にも行政に情報が入りにくい状況にある」(市こども福祉課)という。

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