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英国

理性超えた国民感情=外信部長・小倉孝保

 欧州連合(EU)からの離脱を巡る英国民投票は「エコノミー(経済的実利を求める残留派)とエモーション(感情を重視する離脱派)の対立」だった。実利を考えれば残留優位とされたにもかかわらず離脱となった。その判断に歴史的体験から来る、年長者を中心とした国民感情が影響したとみる。歴史的記憶が理屈を覆す怖さを痛感させた。

 歴史的記憶の一つは、英国人が抱く「屈辱の歴史」だ。第二次大戦直後に始まった欧州統合の動きに英国は当初、加わらなかった。主権が制限されることを危惧し、欧州外で発展する道を選んだ。しかし、欧州復興が進み、1950年代後半になると英国では「船に乗り遅れた」との声が出る。

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