米大リーグ、ボストン・レッドソックスが八回裏の攻撃を迎える前、球場に必ず歌声が響く。総立ちになった観客が「スイート・キャロライン」の曲に合わせ「いい時ってのは、そういいもんだとは見えないもんだぜ」と大合唱。さらに、「So Good(ソー、グッド)」と叫ぶ“合いの手”を入れるのも手慣れたもの。1912年にオープンし、大リーグ球団が本拠を置く最古の球場、フェンウェイ・パークの雰囲気を盛り上げる、今や名物だ。
「スイート・キャロライン」は歌手のニール・ダイヤモンドさん(75)が手掛け、1969年に発売された。ビルボード全米シングルヒットチャートで同年8月に4位に入り、その後もフランク・シナトラさんらがカバーするなど長く親しまれている。レッドソックスでは音楽担当者が97年にたまたま球場で流したが、定着しなかった。一体感を生み出す力のあるこの曲が、八回の攻守交代の際に使われるようになったのは、それから5年…
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