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「移民」が見た日本 「雰囲気いい方向」「反中韓が残念」 居心地よさの裏に「無関心」

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セネガル人社員(左)の案内で見学するアフリカの各国の人たち。日本企業、主に物作りの現場の中枢で働く外国人は着実に増えている=福岡県うきは市で、山下恭二撮影
セネガル人社員(左)の案内で見学するアフリカの各国の人たち。日本企業、主に物作りの現場の中枢で働く外国人は着実に増えている=福岡県うきは市で、山下恭二撮影

人口増切り札、ただいま在留223万人

 人口減少を受け、安倍晋三政権は女性や高齢者を労働市場に抱え込む「1億総活躍」を掲げる。人口を一気に増やせるのは移民だが、欧州連合(EU)からの離脱の是非を問う英国の国民投票で、離脱派が勝った背景には移民への反発もあったという。では、移民に対する日本人の度量はどれほどのものなのか。長年日本に暮らす外国人に「空気」の変化を聞いた。【藤原章生】

 東京下町のプラスチック工場に勤めるガーナ人のアピアさん(43)を10年ぶりに訪ねた。当時は別の工場に勤めていて、結婚した日本女性との間に長男を授かったばかり。幸せそうだったが、日常生活の不満もこぼしていた。「日本人の同僚と同じ失敗をしても『だから黒人はダメなんだ』と上司に怒られる」「電車で僕の横に誰も座らない」

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