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震える手の動きだけで過去の影を伝える力

 こりゃだめだという映画があります。黒澤明の「野良犬」やサタジット・レイの「大地のうた」のように、これはいいと見てすぐ分かる映画もある。でも曲者(くせもの)は、これは映画だろうかとびっくりする作品です。

 ちょっと見ただけでは、どこが優れているのかすぐにはのみ込めない。でも、優れたものだという手応えはある。そのために、どこがいいのか考え込んでしまう。私の場合、アンドレイ・タルコフスキー、テオ・アンゲロプロス、タル・ベーラの映画が、そんな曲者です。

 ペドロ・コスタ監督は、これは映画なのかと驚かせる作品を発表してきた一人。リスボンのスラム街フォンタ…

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