参院選

原発 争点にならず 見解異なる野党共闘「封印」

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九州電力川内原発=鹿児島県薩摩川内市で2015年5月、本社ヘリから須賀川理撮影
九州電力川内原発=鹿児島県薩摩川内市で2015年5月、本社ヘリから須賀川理撮影

 原発を抱える各地の選挙区で、再稼働が参院選の争点になっていない。統一候補を立てた野党は陣営内でも原発へのスタンスが異なるため訴えを封印せざるを得ず、脱原発票が行き場を失っている。

 「この選挙は日本の将来、行く末を左右することになる」。九州電力川内原発を抱える鹿児島選挙区(改選数1)。公示日の22日夕、原発の地元、鹿児島県薩摩川内市の中心部で街頭演説した野党統一候補の無所属新人、下町和三(しもまち・かずみ)氏(56)は憲法改正を目指す安倍政権批判を展開した。

 昨年8月の再稼働から間もなく1年。川内原発は今も、全国で唯一稼働する原発だ。しかし、下町氏は14分間の演説で原発に触れずじまい。一方、自民現職の野村哲郎氏(72)も同日の第一声では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成果や野党共闘批判に終始し、川内原発には一言も言及しなかった。

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