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ライチョウ

「2羽ふ化」に地元博物館、安堵 長野

ふ化したばかりのニホンライチョウのひな=大町市立大町山岳博物館で、同館提供

 北アルプス乗鞍岳で採取されたニホンライチョウの卵が30日、長野県大町市立大町山岳博物館でふ化したことで、同館関係者は安堵(あんど)の表情を見せた。担当者は今後、感染症に細心の注意を払い、12年ぶりの人工飼育の成功を目指す。

 卵は6月21日に4個が搬入された。同館のふ卵器に収め、器内を37.6度、湿度60%前後に保ち、見守ってきた。30日午前10時ごろ、2羽のふ化が確認された。

 今後、ひなを育雛器(いくすうき)に移すが、鳥羽章人館長は「10日から2週間にかけて死亡率が最も高く、注意深く飼育しなければならない」と気を引き締める。8月ごろには、親の腹下から離れるのと同じ廃温という状態にし、放飼場に移す。

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