- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

【ダッカ金子淳、岩佐淳士】バングラデシュの首都ダッカで起きた人質テロ事件で、容疑者グループのうち2人がマレーシアの同じ大学に留学していたことが分かった。地元警察幹部が毎日新聞の取材に明かした。うち1人はリーダー格とみられ、2014年から過激派組織「イスラム国」(IS)のリクルーター(勧誘役)に興味を示していた。マレーシアは東南アジアのIS拠点の一つとして知られており、ISが人質テロ事件に関与していた疑いが強まった。
バングラ当局は現場のレストランで容疑者6人を射殺し、1人を拘束していた。警察当局は4日、拘束した1人と別の容疑者1人を逮捕し、容疑者は計8人になった。警察幹部によると、このうち5人は過激派組織との関連が疑われ、監視対象になっていた。
この記事は有料記事です。
残り932文字(全文1259文字)