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 日本の政府債務つまり借金は、対国内総生産(GDP)比で約230%に達したという。経済危機に陥ったギリシャより高い値だ。日銀保有の国債も300兆円に達したという。これが値崩れしたとき、日本はどうなるのか。これほどの債務残高比率に達したのは、日本では戦中戦後しかなかった。

 安土桃山時代の末期、秀吉の命令で朝鮮半島に出兵し、2度敗戦したときにもそういう状況だったのかもしれない。直後に江戸幕府が成立し、まったく発想を異にする新しい時代が始まったからである。軍事化を回避し膨張政策から緊縮政策に転換することで、国産技術の開発と内需拡大を遂げた。

 アベノミクスは本当に、この深刻な状態を乗り越えられるのか? それとも単に景気の良さを演出するだけの方法なのか? たとえば定員が決まっている大学という組織では、収入を増やす方法には限りがある。しかしこの変化の激しい時代に学生に優れた教育環境を提供するためには、出費がかさむ。そこでマニフェストに長期ビジョンを掲げ、それに沿って財政基盤検討委員会を設置して現状を把握し使える範囲を確認し、予算の削減と蓄…

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