イラク戦争

「ブレア氏に法の裁きを」英兵士遺族ら告発へ

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イラク戦争で失った息子について語るピーター・ブリアリーさん=ロンドン市内で、三木幸治撮影
イラク戦争で失った息子について語るピーター・ブリアリーさん=ロンドン市内で、三木幸治撮影

 【ロンドン三木幸治】6日に発表された英国のイラク戦争を検証する独立調査委員会の報告書は、ブレア元首相の決断を強く非難したものの、具体的な法的責任には言及しなかった。戦死した英軍兵士の遺族らは「報告書を読み、必要な行動を取る」と述べ、告発に向けた行動を示唆した。

 「イラク戦争は間違った戦争だった。ブレア氏を犯罪者だと思っている」。一人息子を失った英中部バットレイの無職、ピーター・ブリアリーさん(65)は力を込めた。「弁護士とともに報告書から犯罪に問える部分を探し出してみせる」

 ブリアリーさんの一人息子、ショーンさん(当時28歳)は2003年3月、米軍の拠点があったクウェートに無線技術者として派遣された。開戦からわずか10日。無線を設置するために兵士が居住するキャンプを真夜中に車で回っていた際、自損事故で命を落とした。「早くこの戦争を終わらせ、家に帰りたいと言っていた」。ブリアリーさんは悲しそうに振り返る。

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