- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

モデルやタレントとしてスカウトされ、芸能活動の契約を結んだ女性が、アダルトビデオ(AV)への出演を強要される問題を考えるシンポジウム「ポルノグラフィーと性暴力被害」が2日、東京都文京区の同区男女平等センターで開かれた。会場では女性がプロダクション(所属会社)やメーカー(製作会社)と交わす契約書の問題点や、男性に対してもAV出演を強要する被害の実態が紹介された。
パネリストとして参加した「ポルノ被害と性暴力を考える会」(PAPS、東京都)のメンバー、金尻カズナさんは「問題となった契約書には、女性側に一方的に不利な内容になっているケースがある」と指摘した。「演出について一切申し立てができない」「妊娠・性感染症に関しては女優が責任を負う」などと記載されているという。
この記事は有料記事です。
残り245文字(全文580文字)