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ベーシック・インカムの巻

生活保護も年金も不要? 生活に必要なお金を政府が支給する制度

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社会保障制度の行き詰まり、働いても貧乏なワーキングプア。生活保護世帯は160万世帯を突破……。 かと言って、消費税率を上げると景気が冷え込みます。 一体どう解決すればいいのでしょうか。
貧困対策として注目されている社会保障の制度で、ベーシック・インカム、(BI、最低限所得保障)という考えがあります。 ベーシック・インカムとは、政府が国民一人一人に対し生活に必要な最低限のお金を支給することです。 生活保護、失業保険、老齢年金などを一つにまとめるのです。 現在の生活保護制度では、本当に困っている人がこぼれ落ちたり、不正に受給したりする事例があります。
BIを導入すれば生活保護制度は不要になるのでこうした問題はなくなり、 更に基礎年金制度も不要になるので、老後の経済的な不安がかなり解消されるかもしれません。 しかし、財源は税金なので支出が増えてしまってはいけないのでは? 今の社会保障制度は複雑です。きちんと支給するために公務員の人件費と手間がかかっていますが、 BIに一本化、スリム化すればそういった行政コストを減らせるというのです。 それではみんな働くなるかもしれない、という懸念もあります。 BI導入派の理論では、支給されるのはあくまで生活する上で最低限の額なので、もっとお金が必要な人は働く必要があります。 もうからなくても、好きなことを仕事にする人もいるかもしれません。
2016年6月、スイスではBIを導入するか国民投票がありましたが、否決されました。 一方、フィンランドでは2017年から実験をします。 月550~800ユーロ(約6万~9万円)を実際に給付するそうです。 会社が社員をクビにするとか、きつい仕事を誰もしなくなる心配はないのでしょうか? フィンランドではそれも検証するようです。 法律で解雇を禁止する必要があるかもしれません。 スマ町銀座商店街では、お金持ちの曙君のポケットマネーで実験したらどうかと火達磨が提案しています。 …それではただの現金ばらまき事件ですね。

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