記録映画

「マナスルに立つ」公開から60年、デジタル化

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60年がたち劣化が進むフィルム=大阪市北区の「IMAGICAウェスト」で、西本勝撮影
60年がたち劣化が進むフィルム=大阪市北区の「IMAGICAウェスト」で、西本勝撮影

京大で来月、初上映

 1956年5月の日本山岳会によるヒマラヤの未踏峰マナスル(8163メートル)初登頂を記録した映画「マナスルに立つ」(毎日映画社、108分)が、フィルム原版からデジタル化された。当時劇場公開されて大ヒット、学校や公民館でも巡回上映され、敗戦から高度成長へと歩み始めた日本人を勇気づけた。鮮やかに生まれ変わった映像は8月6日、京都大学(京都市左京区)で初公開される。

 マナスル登頂は戦後まもなく京大の今西錦司博士らが計画、その後「オールジャパン態勢で取り組むべきだ」と日本山岳会に委譲され、毎日新聞も全面支援した。2度の失敗を経て、京大OBの故・今西寿雄隊員(当時41歳)とシェルパが頂に立った。ヒマラヤの8000メートル峰は14座しかない。各国が初登頂にしのぎを削っていた中での快挙だった。

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