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エンタメノート

こだわりの人、ラジオと共に~永六輔さんをしのぶ

「御三家ラジオ」収録後に感想を語りあう(左から)つボイノリオさん、浜村淳さん、永六輔さん=東京都港区赤坂のTBSラジオ第6スタジオで2011年8月21日午後3時23分、油井雅和撮影

 7日に83歳で亡くなった永六輔さんは、こだわりの人だった。私たちはつい、自分にこだわることを忘れてしまいがちだが、永さんは、安易に妥協せず自分の思いにこだわることこそが生きざまだった。そうしたこだわりが、すばらしい曲や番組を生み出したのだと思う。

 平和にこだわり、尺貫法にこだわり、自分も手がけたテレビよりもラジオにこだわった。そのラジオ番組にゲストが出演しても宣伝などさせない。もちろん、自分の本を紹介するなんて、そんなカッコ悪いことはしない。嫌いなことは嫌いとはっきり言って、時には怒る。本物の江戸っ子だった。

 ハガキにもこだわっていた。放送回数が1万2000回を超えたTBSラジオ(以下の番組も同じ)の長寿番組「誰かとどこかで」(1967~2013年)のハガキ紹介コーナーでは、値段が上がっても「七円の唄」のコーナー名にこだわった。ラジオ出演は東京ならTBS、沖縄ならRBC(琉球放送)、新聞の連載は毎日新聞と、こだわりを持っていた。

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油井雅和

東京生まれ。東京、大阪で、大衆芸能、笑芸、放送などを取材し、芸術選奨選考審査員、文化庁芸術祭審査委員などを務めた。沖縄好きで学生時代から通い、泡盛は糖質ゼロなので大好き。

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