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 改憲の発議が可能となる3分の2議席を、自公連立政権などの議員が占めた。心にとどめねばならないことがある。それは、政治がいかなる状況であろうと、ひとりひとりが世界のあるべき姿を思い描いておかねばならない、ということだ。

 難しいことではない。テロが起きない世の中、戦争の無い世界、恐怖と暴力が支配しない日常、犠牲を払わずに教育を受けられる社会、そして多くの個人が自らの自由を生き抜ける状況等々である。

 本当に江戸時代にそういう人がいたかどうかは疑問だが、時代劇には、よく剣の達人が出てくる。勝負師として渡り歩く者もいる。彼らが何ら目的とする世界観を持たずに技能を誇るだけなら、ただの殺人鬼である。高い技術は理想を持っていなければ害悪となる。政治的技量や集票を誇る政権や政治家が行う「理念なき政治」も、大きな罪悪だ。政治は人権の擁護と公平公正と人の福祉のために存在するのであって、己の勝負のために存在す…

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