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目は語る

7月 米国の女性画家メアリー・カサット みずみずしい母子像を描く=高階秀爾

 ワシントンのナショナル・ポートレート・ギャラリーにあるドガの「メアリー・カサットの肖像」は、アメリカの愛好者たちのあいだで特に人気が高い。肖像画の名手ドガの代表作ということも、むろんあるだろうが、それ以上に、描かれているのが、アメリカの女性画家メアリー・カサット(1844〜1926年)だということが、人気の大きな秘密である。当時芸術の中心は何と言ってもパリであった。カサットはその芸術の都でフランスの画家たちと親しくつき合い、仲間の一人として多彩な活躍を見せた。アメリカの一般公衆が、カサットの活動に誇らしさを感じたとしても、不思議ではない。

 現在、横浜・みなとみらいの横浜美術館において、彼女の画業をまとめて紹介する展覧会「メアリー・カサット展」が開かれている。カサットの油彩画と版画作品を中心に、ドガ、ピサロ、ベルト・モリゾーなどのパリの友人たち、及び1893年のシカゴ万博女性館の壁画装飾をカサットとともに担当したメアリー・フェアチャイルド・マクモニーズなどアメリカの女性画家、さらにカサットが所有していた琳派(りんぱ)風の屏風(びょう…

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