会員限定有料記事 毎日新聞
1996年7月に始まった毎日新聞の小児がん征圧キャンペーン「生きる」は今年、20周年を迎えた。この間、治療の向上や告知の普及が進み、小児がんは「治る病」になった。神戸市中央区の小児がん専門の治療施設「チャイルド・ケモ・ハウス」(チャイケモ)は、子どもが家族とともに暮らしながら治療を受けられる施設として注目を集めている。
天窓から陽光が差し込む遊び部屋で、患者の男の子が笑顔を見せながら、おじいちゃんの蹴ったボールを返す−−。チャイケモのスタッフ、田村亜紀子さん(42)は、施設の中で繰り広げられる光景を眺めながら、胸の中で長男の結人(ゆうと)さんに語りかけた。「夢の病院ができたよ」
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