ジュンサイ

深泥池で過剰繁茂  京料理への活用模索

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
間引きされたジュンサイ=京都市北区の深泥池で、榊原雅晴撮影
間引きされたジュンサイ=京都市北区の深泥池で、榊原雅晴撮影

 美食家の北大路魯山人(きたおおじろさんじん)(1883〜1959)も愛した京都・深泥池(みぞろがいけ)(京都市北区)のジュンサイ。一時絶滅が心配されたが、水質の改善で今や過剰に繁茂し、池一面を覆うほどに復活した。このままでは本来の生態バランスを損なう恐れがあり、研究者らが適正管理に向けた間引き実験を始めた。ゆくゆくは刈り取ったジュンサイを京料理の食材として復活させたいという。

 深泥池は周囲約1.5キロ、面積約9ヘクタール。ミツガシワなど約14万年前の氷河時代の生き残りとされる貴重な水生植物がある学術的に貴重な池で、1927年に国の天然記念物に指定された。ハッチョウトンボなど約60種類が観察されるトンボの楽園でもある。

この記事は有料記事です。

残り663文字(全文976文字)

あわせて読みたい

注目の特集