生前退位意向

陛下のお仕事 「公務負担、一身で背負い」

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葉山御用邸を出発される天皇、皇后両陛下に手を振り見送る人たち=神奈川県葉山町で2016年7月14日午後4時32分、竹内紀臣撮影
葉山御用邸を出発される天皇、皇后両陛下に手を振り見送る人たち=神奈川県葉山町で2016年7月14日午後4時32分、竹内紀臣撮影

 皇居内での伝統行事や外国要人との面会、各種式典への出席−−。「生前退位」の意向を示されたことが明らかになった天皇陛下が、日ごろこなしている「仕事」は多岐にわたる。外国への親善訪問や被災地の視察など皇居外の活動が注目されがちだが、実はデスクワークも多い。陛下を間近で見ている宮内庁幹部が「少しでも休みを確保しようとスケジュールをやりくりしているが、難しい」とこぼすほど多忙な日々だ。

 天皇の仕事はまず、憲法に定められた国事行為がある。「内閣の助言と承認」により行われ、内閣総理大臣や最高裁長官の任命、法律や条約の公布、国会召集、衆議院の解散、栄典などの授与−−などだ。陛下の仕事ぶりは形式的な流れ作業では決してなく、改正した法律の公布に必要な署名をする際には熟読の上で何がどう変わるのかを質問するなど、丁寧に臨んでいるという。

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