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手拍子下駄の音 郡上おどり(岐阜・郡上)

=内田勝美さん撮影

 奥美濃・郡上八幡の真夏の風物詩、「郡上おどり」。今年は7月9日に開幕、9月3日まで計32夜にわたる、日本三大盆踊りの一つだ。「郡上のナ~ 八幡出て行くときは」の古調かわさきの歌声と三味線、太鼓、笛のおはやしに合わせ、色とりどりの浴衣姿に下駄(げた)履きの老若男女が踊りの輪になり、山間の城下町に「カラン、コロン」と下駄の甲高い音が響き渡る。8月13~16日の「徹夜おどり」は、観光客も地元の人も輪になって朝まで踊り明かす。

写真 内田勝美

 郡上おどりは400年の歴史があるとされる国重要無形民俗文化財で、寛永年間(1624~44年)に初代郡上藩主・遠藤慶隆が、士農工商の融和を図るため、各地でばらばらに行われていた踊りを城下に集め、奨励したのが始まりといわれる。代表的な「古調かわさき」は、踊りの締めに下駄を踏み鳴らすため、男女とも浴衣姿に下駄履きが基本だ。地元で踊りを見つめ続けてきた、郡上八幡観光協会の内田勝美さんの写真で、ひと味違った郡上おどりを紹介する。

昔は神社の境内で、カンテラつけて踊った記憶が。今は路上で屋台を囲む踊りの輪=内田勝美さん撮影

 「ニッポン瞬・彩」は、各地のカメラマンが地元ならではの目線で撮った「わが街自慢写真集」です。

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