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エチオピア

世界最貧国、支援で衛生急改善 対策拠点1万6000カ所 国際基金18億ドル投入

 マラリア、エイズ、結核の3大感染症に苦しむアフリカ諸国は、先進国の支援を受けて保健や医療サービスの改善を図っている。近年、西アフリカで大流行したエボラ出血熱が世界的な脅威になったように、感染症は簡単に国境を越える。日本など先進国には継続的に支援することが求められている。支援を元に保健ポストと呼ぶ地域拠点を整備し、急速に衛生状態を改善させた世界最貧国、エチオピアを訪ね、実情をみた。【熊谷豪】

 標高2000メートルを超えるサバンナに強い日差しが照りつけていた。サボテンの間を抜け、未舗装の道を車で走り、エチオピア北部ティグライ州キヘン村に着いた。国が整備した保健ポストの庭では、50人以上の母親と子どもが色とりどりの食材を囲む。訪問した日は、離乳食の作り方教室が開かれていた。

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