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ストーリー

貧困と向き合う若者たち(その2止) 生きづらさと闘う

全国から約180人が参加した「あすのば」設立1周年の集い。記念撮影で拳を突き上げる事務局長の村尾政樹さん(前列中央)は、貧困家庭の子どもや支援する学生たちのお兄さん的存在だ=東京都渋谷区で

 

母の死から14年、模索する25歳 弱さ見せ、立ち直り

 もしも、吹雪の中、目の前に寒さで凍えて動けない人がいたら。「薄着をしているのが悪いと非難するより先に、僕は手を差し出せる人になりたい」

 公益財団法人「子どもの貧困対策センター あすのば」(東京都港区)の事務局長、村尾政樹さん(25)から聞いた言葉を忘れない。初めて会ったのは6年前の秋。彼は北海道大の2年生だった。私は親と子のつながりをテーマにした連載を担当し、「自死遺児」にも触れたいと考えていた。取材を受けるのは初めてという村尾さんだったが、物おじせず、丁寧に言葉を選びながら話をしてくれた。

 小学校6年の春、母敬代(ゆきよ)さんは神戸市の自宅で死を選んだ。34歳。学校から帰ってきた村尾さん…

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