ムスリム

進む企業内対応 社食にハラルフード、礼拝室整備 東南アジアと関係強化で

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ヤンマーの社員食堂で日本人の同僚と一緒にムスリム向けメニューを選ぶイブラギモブさん(左)=大阪市北区で、土屋渓撮影
ヤンマーの社員食堂で日本人の同僚と一緒にムスリム向けメニューを選ぶイブラギモブさん(左)=大阪市北区で、土屋渓撮影

 大手企業が社員食堂でイスラム教の戒律に沿った食事を用意したり、礼拝室を設けたりするなどの対応を進めている。イスラム教徒(ムスリム)が多い東南アジアなどとの取引が増え、ビジネスで日本を訪れるムスリムが増え続けているためだ。【土屋渓】

 東南アジア諸国連合(ASEAN)は総人口約6億人のうち、4割をムスリムが占めるとされ、日本との貿易総額はこの10年で約3割増加。食料や環境ビジネスなどで中東やアフリカに進出する企業も増えている。

 農機大手のヤンマーは人口減少で国内市場が縮小する中、トラクターやエンジンの販売先として、インドネシアやマレーシアへの進出を強化している。大阪市内の本社では把握しているだけで4人のムスリムが働き、イスラム圏の企業との商談も増えていることから今年3月から社員食堂で、本格的なムスリムメニューを出し始めた。

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