子宮頸がんワクチン被害

私の青春返して…車椅子の17歳

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母親に付き添われ車椅子で外出する女子生徒。長時間の外出や体調不良の時は車椅子が欠かせない=大阪市北区で2016年7月21日、久保玲撮影
母親に付き添われ車椅子で外出する女子生徒。長時間の外出や体調不良の時は車椅子が欠かせない=大阪市北区で2016年7月21日、久保玲撮影

64人、27日に集団提訴

 子宮頸(けい)がんワクチンの接種後に健康被害を訴えた15〜22歳の女性64人が27日、国と製薬会社2社に総額9億6000万円の賠償を求める集団訴訟を大阪や東京など全国4地裁に起こす。「ごく普通の学生生活に憧れていただけなのに」。大阪地裁への提訴を決めた大阪市の通信制高校の女子生徒(17)は、頻繁に吐き気や目まいに襲われ、足の痛みが激しい日は車椅子が欠かせない。【向畑泰司】

 中学2年だった2012年夏、学校からワクチンの無料接種を知らせる案内をもらった。母親(42)はすぐに女子生徒をかかりつけの病院に連れて行った。女子生徒には5歳の時にかかったおたふく風邪で難聴の後遺症があり、母親は「幼い頃に予防接種を受けさせられなかったのが原因」と悔やみ続けていたからだ。

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