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 東京都知事選挙の投票日が近づき、このところ江戸や東京について考える機会が増えた。「江戸を歩く」(集英社)という本を書いたことがあって、そのとき江戸は、実によくできた都市だと思った。

 第一に、江戸幕府は江戸が、京都、大坂を含めた三都のひとつという認識があり、全てを江戸に包摂しようとはしなかった。首都は京都であり、江戸初期にルール(禁中並公家諸法度)ができてしまうと、京都の天皇家や公家などに介入しなかった。

 第二に江戸城には最後まで城壁を造らず、江戸湾および内濠(うちぼり)外濠の水を防御と流通の柱とした。結果的に江戸は、他の多くの運河も手伝って、ベネチアに勝るとも劣らない水の都であった。

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