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ソプラノ歌手・田中彩子

長所磨き、更なる高みへ

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「個性は大事なので、高い声なのはラッキー。それをいかに武器にできるか、日々研究しています」と話すソプラノ歌手の田中彩子=平川義之撮影
「個性は大事なので、高い声なのはラッキー。それをいかに武器にできるか、日々研究しています」と話すソプラノ歌手の田中彩子=平川義之撮影

 高音域を軽やかに出せる確かな歌声に華やかな容姿を兼ね備え、最近ではテレビや一般誌でも特集を組まれるクラシック音楽界では珍しい存在。だが本人は「ウィーンに住んでいるので、日本でどう関心を持ってもらえているのか、実はよくわからなくて……」と控えめ。ソプラノ歌手の田中彩子が9月10日、いずみホール(大阪市中央区)でリサイタルを開く。

 京都府出身。3歳でピアノを始めてピアニストを夢見たが、1オクターブ届くのもやっとという小さな手で、あきらめた。17歳の時、声楽の先生の前でソプラノの音域を軽々と超える高音を出せた。それまで歌のレッスンを受けたことはなく、高い声だという自覚はなかったという。「とても珍しい声だよ」と言われたのを機に、声楽への転向を決めた。

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