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特集ワイド

有名人の晩年から透けて見える「時代」

90年代に亡くなった有名人

 有名人をしのぼうとすれば、つい全盛期の輝きに目を向けがちだ。しかし、その人の真の価値、生きた時代を浮かび上がらせるのは、むしろ「晩年」では−−。いま注目の書「人間晩年図巻」から、新たな歴史の読み解き方を探った。【藤原章生】

 有名人の死に方を紹介した書物に、作家、山田風太郎(以下故人は敬称略)の「人間臨終図巻」がある。1980年代半ばまでに死んだ古今東西900人超の有名人が享年ごとに列挙され、作家の興味は享年に向いていた。

 一方、「人間晩年図巻」は2部冊で、作家、関川夏央さん(66)が5、6月に発表した。80年代後半から現代までの死者は「私たちの同時代人」と見なし、まず、90年代に世を去った有名人の晩年を追った。登場する72人は「自分の記憶に従い選んだ」と関川さん。

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