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金言

孤立招く核心的利益=西川恵

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 国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所の判決を、中国政府は「紙くず」と言い放ち、王毅外相はケリー米国務長官に「欧米の都合の良いように結論を出そうとした茶番」と語った。

 東・南シナ海問題をめぐる力をバックにした中国の居丈高な姿勢を見ていると戦前の日本の振る舞いもこれに似たものだったのだろうと思う。状況もコトの性格も違うが、自国の“核心的利益”のためには国際社会の裁定を歯牙にもかけない態度に、満州事変でのリットン調査団報告書を一蹴した日本を思い出す。

 1931年9月、奉天(現・瀋陽)郊外の柳条湖で南満州鉄道が爆破され、日本軍は中国軍一派の犯行と断定…

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