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鎮まれ川内川・県北部豪雨災害10年

/3 減災 増加する「災害外力」 河川施設では守りきれず /鹿児島

 「自然災害は新しいステージに入った」。今年3月、さつま町で開かれた「鶴田ダムとともに水害に強い地域づくりを考える意見交換会」。川内川流域の住民代表らを前に、意見交換会の委員長を務める小松利光・九州大名誉教授は講演した。

 豪雨や台風などの「災害外力」(災害が起きる力)が気候温暖化などにより増加する一方、堤防などのインフラ整備などによる防災力は予算減少や老朽化、地域高齢化などで低下する−−。小松名誉教授は「コスト、時間、環境面から、これ以上堤防に頼れない。ところが、今後、雨の降り方、台風は強くなる」と参加者に語りかけた。

 国土交通省の諮問機関・社会資本整備審議会も昨年の答申で「『施設の能力には限界があり、施設では防ぎきれない大洪水は必ず発生するもの』へと意識を変革し、社会全体で洪水氾濫に備える必要がある」と指摘した。いわば、インフラで完全に守る「防災」から、ある程度“許容”し人命第一に被害を減らす「減災」への流れだ。

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