東電

不具合で使用量通知遅れ 新電力の不満噴出

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
東京電力本店(中央)=東京都千代田区内幸町で、本社ヘリから撮影
東京電力本店(中央)=東京都千代田区内幸町で、本社ヘリから撮影

 4月に始まった電力小売りの全面自由化で新規参入業者(新電力)に切り替えた顧客への電気料金の請求が約1万件遅れる事態となっている。配電網を管理する東京電力系の東電パワーグリッド(PG)のシステムの不具合などが原因で、8月中に事態を収拾する考えだ。ただ、新電力からは「東電が原因なのに、顧客への対応の矢面には自分たちが立たされる」と恨み節も漏れている。

 「東電から来た謝罪の文書を見せながら、通知が遅れている顧客におわび行脚中だ。あまりにお粗末」。電力小売りに参入した石油元売り大手幹部は怒りを隠さない。新電力各社は、東電PGに配電や使用量の計測を委託するが、「仕組みを知らない顧客から『新電力はやはり不安定だ』とも批判され、じくじたる思いだ」と嘆く。

この記事は有料記事です。

残り1091文字(全文1416文字)

あわせて読みたい

注目の特集