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特集ワイド

小池百合子さん「女子の本懐」 都知事への道に、ふたりの「国士」

当選確実となり笑顔を見せる小池百合子さん=東京都豊島区で2016年7月31日午後8時すぎ、竹内幹撮影

 「永田町よ、おっさん政治よサヨナラ」と崖から飛び降りる覚悟で初の女性東京都知事の座をつかんだ小池百合子さん(64)。時ならぬ大旋風を巻き起こし、まさに「女子の本懐」成し遂げたりか−−。そんな彼女に影響を与えたふたりの「国士」がいたという。【鈴木琢磨】

 朝、小池さんは自宅の仏壇に線香を2本たき、手を合わせる。3年前に相次いで亡くなった父勇二郎さん(享年90)と母恵美子さん(享年88)の霊前へ向けてである。選挙中は必勝祈願もした。「実業家だった父は根っからの政治好き、憂国の情にあふれた国士でした。母も還暦をすぎて、エジプトで日本料理店を開く。ピンヒールで闊歩(かっぽ)してね。2人ともリスクテーカー(リスクをとる人)、たとえ失敗しても、それがどうしたのってタイプでした」

 崖から飛び降りるのは親ゆずりの無鉄砲ゆえらしい。小池さんに東京・池袋にある事務所で会った選挙戦最終盤の夜。リードが伝えられていたとはいえ、石原慎太郎元都知事から「大年増の厚化粧」とからかわれ、さぞカリカリしているかと思いきや、そうでもない。「アハハ、私の地元はトシマ区よ。化粧も薄くしたから」。かつて防衛相を辞任したとき、マッカーサーよろしく「アイ・シャル・リターン」と言い放ったはず、それがなぜ都…

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