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切断ヴィーナス

優美にショー、職人が衣装素材提供…石川

きらびやかな衣装を身にまとい、ポーズを取る大西瞳さん(左から3人目)ら義足の女性モデルたち=石川県中能登町のレクトピアパークで2016年7月30日午後7時12分、金志尚撮影

 義足の女性がきらびやかな衣装姿を披露する「切断ヴィーナスショー」が7月30日夜、石川県中能登町のレクトピアパークで開かれた。障害者に対する否定的なイメージを変えようと企画され、10〜50代の女性7人が舞台上で優美な振る舞いを見せた。

 東京を拠点に活動する写真家の越智貴雄さん(37)が中能登町との共催で開いた。越智さんは2014年に義足女性をモデルにした写真集「切断ヴィーナス」を出版し、大きな反響を呼んだ。既成概念にとらわれない美しさを多くの人に知ってもらおうと、昨年からヴィーナスショーを各地で開いている。

 この夜は、リオデジャネイロ・パラリンピック陸上女子日本代表で、走り幅跳びと100メートルに出場予定の大西瞳さん(39)らがモデルとして出演。繊維技術に定評のある中能登町の職人たちが素材提供した衣装を身にまとい、舞台中央でスポットライトと観客の拍手を浴びた。

 出演した小林久枝さん(53)は「義足だから可哀そうと思われるかもしれないが、そうではないことを知ってほしい。義足は自分の足。誇りを持っている」と語った。【金志尚】

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