高次脳機能障害

責任能力は…交通事故後、万引き常習

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公判で弁護側「心神喪失」

 交通事故の後遺症で「高次脳機能障害」を負った後、窃盗を繰り返すようになった東京都内の女性(37)が、常習累犯窃盗罪に問われて起訴された。東京地裁の公判で弁護側は障害の影響で記憶力の低下や欲求を抑制できない「心神喪失状態」だったと主張し、「介護や見守りなど福祉的支援が必要」と訴えている。外見からは分かりづらく「見えない障害」とも呼ばれる同障害の責任能力が法廷で争われたケースは少なく、地裁の判断が注目される。【蒔田備憲】

 起訴状などによると、女性は今年4月20日夜、都内の書店で書籍2点を盗んだとされる。過去に窃盗を繰り返しており、常習累犯窃盗が適用された。

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