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【ブリュッセル八田浩輔】昨年と今年、パリとベルギーで相次いだ同時テロの実行犯らの拠点となったブリュッセル西部モレンベーク地区で、IT(情報技術)の習得や起業支援のプロジェクトが進んでいる。移民系のイスラム教徒が多く、失業率が相対的に高い同地区で起業意識を高め、「テロの温床」というイメージの払拭(ふっしょく)につなげる狙いがある。
プロジェクトは昨年5月に発足。コンピューターの知識や技術に精通する人を指す英語の「ギーク」と地名を組み合わせて「モレンギーク」と名付けた。主宰するブラヒム・ウアサリさん(37)は「私のように学歴がなくても技術があれば仕事を自分で生み出すことができる」と語る。
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