再改造内閣

稲田防衛相、保守派論客も言動は抑え気味 

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
防衛相就任が内定し、皇居での認証式に向かう稲田朋美氏=首相官邸で2016年8月3日午後4時27分、北山夏帆撮影
防衛相就任が内定し、皇居での認証式に向かう稲田朋美氏=首相官邸で2016年8月3日午後4時27分、北山夏帆撮影

 今回の内閣改造の目玉となったのが稲田朋美氏の防衛相起用だ。首相としては政治信条が近い稲田氏に将来の首相候補として経験を積ませる狙いがありそうだ。ただ、保守色の強い稲田氏が靖国神社参拝や慰安婦問題で持論の発信を続けた場合は中国や韓国など周辺国との外交にも影響が出かねず、政府・与党内にも懸念がある。

 稲田氏は衆院当選4回ながら異例の2度目の入閣。政府や党の防衛関係の役職経験はなく、起用は稲田氏にとっても意外だったようだ。小池百合子東京都知事に次いで2人目の女性防衛相であるだけに、注目も集まりそうだ。

 近年、防衛相に小野寺五典氏や前任の中谷元氏らハト派議員を起用してきたのは、中韓との関係をにらんだ部分もある。稲田氏は党内きっての保守派なだけに、「政治信条と違う慎重な対応が必要なのではないか」(政府関係者)との指摘も出ている。

この記事は有料記事です。

残り556文字(全文921文字)

あわせて読みたい

注目の特集