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プレーバック選挙

1980年衆参同日選 異例の「ハプニング解散」

選挙結果を報じる1980年6月23日の毎日新聞夕刊(東京本社版)

 前回、過去2回あった「衆参同日選」のうち、1986年の選挙を紹介しました。今回はもう一つの80年同日選を取り上げます。

 この年はもともと6月に参院選が予定されていたところ、野党の社会党が提出した内閣不信任決議案の可決を受け衆院が解散され、衆参の日程が重なったのです。

 与党の自民党は衆院の過半数を占め、不信任案は否決されるはずでした。ところが、5月16日の採決に際し自民党の反主流だった福田、三木両派を中心に大量の欠席者が出て、賛成243票、反対187票の賛成多数で可決されてしまいます。予測しがたい事態が起きたことから「ハプニング解散」と呼ばれています。

 背景には前年秋の「40日抗争」と呼ばれる自民党内の主導権争いがありました。79年10月7日の衆院選で自民党は敗北。しかし、当時の大平正芳(おおひら・まさよし)首相は続投に意欲を示します。反主流派との間で「辞めろ」「辞めない」の押し問答が続き、首相候補を党内で一本化できないまま同30日、特別国会の召集を迎えます。11月6日、首相指名選挙で主流派は大平氏に、反主流派は福田赳夫(ふくだ・たけお)氏に投…

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