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近年、全国各地で「マイクロブルワリー」と呼ばれる小規模なクラフトビール醸造所が増えている。一時的なブームで終わらせず業界全体で継続・発展を目指そうと、「栃木マイクロブルワリー」(宇都宮市東塙田1)オーナーの横須賀貞夫さん(50)が中心となり「タウンマイクロブルワリー協会」を設立した。
クラフトビールは、1回の仕込み規模が100〜200リットル程度と小規模の醸造所「マイクロブルワリー」で造られたビール。1994年の酒税法の改正で最低製造数量が引き下げられたことで一時ブームとなったが、沈静化。数年前から品質の改善などにより、再び注目を浴びている。
2008年に開業し、業界の先駆者として若手の研修や開業支援を行ってきた横須賀さんが「お互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、それぞれの街に定着していければ」と賛同者を募り、同協会を発足。東京都足立区の「さかづきブルーイング」や岩手県北上市の「さくらブルワリー」など東日本の10カ所のマイクロブルワリーが参加している。
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