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鬼平を歩く

江戸・東京今昔/39 市中見回り 麻布 生きがいの「盛り場」 /東京

江戸の名所だった一本松。このあたりは1966年まで麻布一本松町が町名だった=港区元麻布で

 「盛り場も少く、大名や武家屋敷や寺院が多くて、(おもしろくもなんともない……)」

 火付盗賊改方同心、木村忠吾は市中見回りの担当区域が上野、浅草方面から麻布方面に替わり、くさりきっていた。見回りの途中、酒肴(しゅこう)のうまい店を見つけ、岡場所(遊里)で女性と懇ろになることが忠吾の生きがいなのに、麻布にはまったく楽しみがない。

 時代小説「鬼平犯科帳」(池波正太郎著、文春文庫)第21巻第3話「麻布一本松」は、遊び好きの忠吾の目線で江戸時代の麻布が描かれている。

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