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記者の目

都知事選 小池百合子氏圧勝=円谷美晶(東京社会部)

東京都職員に向かって訓示する小池百合子新都知事=東京都庁で2日、竹内紀臣撮影

 舛添要一氏の辞職に伴う東京都知事選は、元防衛相の小池百合子氏(64)が291万票を得て圧勝した。小池氏の担当として17日間の「小池劇場」を取材して感じたのは、「祭りの後」をチェックし続ける姿勢の大切さだ。

 「崖から飛び降りる覚悟で挑戦する」。6月29日、小池氏は主要候補の中で最も早く出馬を表明した。自民党東京都連を「いつどこで誰が何を決めているかわからない。ブラックボックス」などと批判し、一度は出した推薦願を自ら取り下げるなど、あっという間に「組織対個人」の敵対関係の構図を作り出した。街頭演説では「ひとり旅」「私はササ舟、あちらは軍艦」などと、「古い男社会に一人で立ち向かうヒロイン像」を強調し、同情を誘った。政党や組織の支援を受けない逆境を一番の「売り」にした。

 小池氏の劇場化戦略に、有権者もメディアも瞬く間に巻き込まれた。都内各地の街頭演説会場には、小池氏が選挙戦のシンボルカラーにしていた緑色の服や小物を身に着けた支持者がずらりと並んだ。聴衆側から「ゆりこコール」がわき上がり、異様な熱気に包まれていた。政治には興味がなかったという自営業の男性(38)は、小池氏の演説を聞いて「もしかしたら東京を変えてくれるかもしれないと思う。彼女の(組織に)負けない姿に…

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