- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
日本政策投資銀行が4日発表した大企業の2016年度設備投資計画調査結果によると、国内設備投資額は前年度実績比10.9%増と5年連続で増加した。企業の積極的な投資姿勢が続いていることが裏付けられた形だが、「為替水準が一段と円高に振れれば下振れする可能性もある」(政投銀)という。
調査は6月に資本金10億円以上の大企業3146社(回答率66.0%)を対象に実施した。
業種別にみると、製造業は同14.5%増。自動車メーカーの新技術の導入や生産ラインの効率化、医薬品や化粧品分野の研究開発拠点への投資が増えることが寄与した。鉄鋼も安価な海外製品と対抗するために設備更新でコスト競争力を強化する計画だ。
この記事は有料記事です。
残り298文字(全文597文字)