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ハンマーのような形の頭を持つサメの一種「ヒラシュモクザメ」は、体を真っすぐな姿勢から横に約60度傾けながら泳ぐことを発見したと、国立極地研究所などの国際チームが4日までに発表した。体を浮かす浮袋がないため、長い背びれを横に倒し、飛行機の翼のように使うことで、上向きに働く「揚力」を得て体を沈みにくくさせているという。
ヒラシュモクザメは体長2〜6メートルで、主に熱帯海域に生息する。フカヒレ目当ての乱獲などで個体数が激減し、国際自然保護連合(IUCN)が2007年、絶滅の恐れが2番目に高い「絶滅危惧1B類」に分類した。
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