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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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将棋 C級2組 渡辺四段、粘り強い受け将棋 棋士4年での初参加

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渡辺大夢四段
渡辺大夢四段

 <C級2組 牧野光則五段VS渡辺大夢四段>

 今回は渡辺大夢(ひろむ)四段(28)を紹介しよう。東京都出身。幼少時に祖父から将棋を教わり、将棋連盟の子ども教室に通うなどして強くなる。13歳のときに縁あって石田和雄九段の門下となり奨励会入り。順調に昇級を重ね、18歳で三段に上がる。

 だが三段リーグでは苦戦する。3期目にチャンスがあったが4位に。7期目では13勝5敗だったが、惜しくも次点に。三段生活も5年を超え、同門の後輩・佐々木勇気五段にも抜かれた。だが渡辺は悲観することなく、先輩棋士や奨励会員との研究会を重ね、地道に力を蓄えた。そして2012年前期の三段リーグ、渡辺は13勝5敗で2回目の次点を取り、四段昇段となった。

 ただしフリークラスでの昇段なので、10年以内にC級2組(C2)に昇級しないと引退となる。渡辺は次第に成績を上げ、昨年7月に伊藤博文六段との竜王戦に勝って20勝10敗(勝率6割6分7厘)となり、「良い所取りで30局以上の勝率が6割5分以上」を満たし、昇級した。棋風は本格居飛車党で、相掛かりと角換わりを得意とする。「尊敬する棋士は木村一基八段です」と言うようにかなりの受け将棋で、とても粘り強い。

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